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お酒の仕込み

東京で桜が開花しました。
桜につきものといえば、お花見。
お花見といえばお酒です。
私が日本酒を初めておいしく感じたのは新酒でした。
新酒とはその年に作られたお酒のこと。
口当たりが良いので、女性や日本酒が苦手な人でも楽しみやすいんですよね。
出荷は主に1月から4月ですから、楽しめるのはもうしばらくの間です。

さて、お酒の仕込みのお話をちょっと。
江戸時代の中頃までは、日本酒はほとんど一年中造られていたそうです。
しかし、次第に冬の間の "寒造り"へと移行してきました。
その方が質の良いお酒が造れるんですね。

ところで、最近健康のために玄米食をとる人が多くなっていますが、おいしいお酒を造るためには玄米ではいけません。
お酒のためには、しっかり精米します。

ご存知のとおり、お酒には、大吟醸、吟醸、純米、本醸造などいろいろ種類がありますが、それぞれ精米の度合いが違います。
瓶のラベルに精米歩合という表示があれば、注目です。
玄米に対して、何%までお米を磨いたかが書かれているんです。
たとえば、「純米大吟醸酒」は精米歩合50%以下ものものをいうんですって。

精米前のお米の胚芽や外側にはたくさんの栄養が含まれています。ところがこのビタミンやタンパク質、脂肪がおいしいお酒づくりの妨げになることがあるんですね。
というわけで、お米を磨く、つまり精米するということです。
おもしろいですね。

ま、ウンチクは置いておいて、美しい桜を愛でながらおいしい日本酒を楽しもうではありませんか!

コメント

日本酒の高いお金は、お米を精米しまくりだったのですね。なるほど高くなるわけで。
私は日本酒よりワインが多いのですが、ワインも新酒が飲みやすくてけっこう好きです。
そして、何よりビール派ですが、冬は寒さが辛くて、ビールを控えめに、ワインのほか、日本酒などもちょくちょく飲んだりしてました。しかし、紙パックの安い日本酒は、やっぱりイマイチだったかも。新酒を狙えば良かったのかなぁ。
春は花見で宴会!開催予定はございますでしょうか(笑)

投稿者 Takanon : 2006年03月25日

日本酒。
最近は次の日が休みって分かる日じゃないと呑まない。
なんか翌日、確実に残るんだよねぇ。
なんだろう。
んまいんだよ。知ってるよ。
体が焼酎体質になってしまったのだろうか。

正月なんかは外から持ってきたキンキンに冷えた一升瓶を置き、
こたつの中(当然、下半身だけ中だからな。)で。
肴は白菜のお新香がいいね。うん。

投稿者 ガ・ちんこ投稿塾々長。 : 2006年03月26日

takanonさん
私もビール至上主義でしたが、新潟でサケをオボエマシタ。
寒くなるとやっぱりワインかお酒になりますよね。
酒のツマミはコノワタが気に入りです☆
花見!いいですねぇえーーー♪

投稿者 土井里美 : 2006年03月26日

塾長!

え、塾長も日本酒は残るの?
私も醸造酒は翌日に残る。
でも蒸留酒は大丈夫。
だから、日本酒とビールを飲むときはほどほどにしないといけないのです。
でも、冷酒の方が残りにくいよね?

投稿者 土井里美 : 2006年03月26日

寒造りは寒さで他の雑菌が繁殖しにくいから行われているんですよね。その昔、杜氏は農業や漁業などで生計を立てている人たちが、冬の出稼ぎ仕事として行っていたのだそうですね。だから越後杜氏や能登杜氏などが生まれたのだそうです。
酒に必要なのは酒米だけでなく、水も大切です。酒造りに適した水のあるところに良い酒はあります。酒はやはり越後の酒でしょう。しかし、定価で一升2千円弱の酒が東京に行けば1万円を超えるというお酒はあまりおいしくありませんでした。
なお、私の好きなお酒は、菊水酒造の「五郎八」です。金沢にもおいしいお酒はたくさんあるのですが、越後の酒に慣れてしまった。

投稿者 新潟育ちの金沢人 : 2006年03月26日

金沢人様!

「五郎八」!
新潟放送時代、大きなテレビの特番の後などは打ち上げでおおいに盛り上がりました。
そのときみんなが喜ぶ酒といえば断然「五郎八」でした。
私も大好きです!
菊水のにごり酒はたまらんです!
あと、〆張鶴も定番ですが、常温で飲むのがスキ。

投稿者 土井里美 : 2006年03月28日

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フリーアナウンサー 土井里美

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