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フィルムとビデオ

日本にいながらにしていろいろな海外ドラマが見られるようになりました。
韓国ドラマは大きなブームになりましたが、それ以前からアメリカドラマはよく放送されていましたね。
弁護士ものや、青春もの、シットコムとよばれるコメディなどバラエティに富んだストーリー。
かくいう私もれっきとした海外ドラマファンです!
「ビバリーヒルズ青春白書」に始まり、「ツインピークス」「アリー my love」「ER」「Third Watch」「ニックフォーリン堕ちた弁護士」、そして30代女性のバイブルと信じて疑いませんわ「Sex and the city」。
私がテレビを見るのは海外ドラマかニュースのどちらかです。

ところで、海外ドラマの映像と日本のそれとの間に違いを感じたことありませんか?
海外ドラマの方がなんだか奥行きが感じられてリアリティがあるようなカンジがします。
これはどうしてか?
撮影の方法が違うんです。
海外ドラマの多くはフィルムで撮られています。映画と同じですね。
一方で日本のドラマはビデオ撮影が主流です。
撮影方法の違いで雰囲気が変わってくるんですね。

ある映画監督さんに聞いたんですが、フィルムは「光はより明るく、影はより暗く」撮るのに比べて、ビデオは光も影も平均化して平たく撮れるんだそうです。
出演する俳優さんにとっても、奥行きが感じられて光と影がの存在がはっきりするフィルムの方に出たいと思う人もいるんですって。
「フィルムで撮るなら是非出たい。ギャラのことは心配しなくていいよ」なんて言う太っ腹な俳優さんもいるとか。

ただフィルム撮影には、フィルムそのものや撮影後の現像にビデオと比較にならないくらいの費用がかかるそうで、フィルムで撮影したいという夢はなかなか叶わないそうです。

コメント

なるほど、フィルムとビデオの違いですか。やっぱり味が出るんでしょうね。
あと向こうとは、ライティングの懲り方が違うと聞いたことがあります。なんか、赤と青のライトを上手く使っているとか、何とか・・・あまり詳しく覚えていないのですが。

そういえば、近頃のアニメは(予算が無いものほど?)CG処理になっているようですが、セルとCGを比較すると、セルの方がやっぱりなめらかで味がある気もしますね。
昨朝、たまたま見かけたアニメはCGらしく、色合いはきつめで、線もギザギザしてました。
宮崎駿作品のようなお金がたくさん掛かった映画のアニメだと、また違うんでしょうが。

投稿者 TAKA♪ : 2005年10月03日

TAKAさん
へええ。ライティングですか!なるほど。
私の数少ない映画出演の経験を思い出してみたのですが・・・。
はっ。日本映画は声の出演しかしたことなかったんだった!
インド映画は外ロケだったので話がちと違う気がするし。参考にならんなあ。
ちなみに今日も映画のナレーションをひとつやってきました。公開日等決まったらサイトでお知らせいたしまする。

CGとセルの違いかぁ。なるほど質感違いますね。
シュレックとかはCG・・・ですよね?
あれ、違ったっけ?
宮崎さんのはなんか独特ですね。すっごいノウハウがあるんだろな。
そうそう川崎市の新ゆり映画祭関連企画で映画の裏側みたいなセミナーが時折開かれてるみたい。
いつか行こうと狙ってます。

投稿者 土井里美 : 2005年10月03日

その業界は疎いので、上手く言えませんがね。
酒飲み連中に分かるように置き換えましょうか?

値段は安いが全国展開の居酒屋。
さすがに毎日行くと飽きるもんなぁ。

ちょいと値段は張るが、女将さんが一人でやっている居酒屋。
付け出しなんか別に凝ってはいないのに んまい。
毎日通ってもちっとも飽きない。

こんな感じだろうか。

投稿者 ガ・ちんこ投稿塾々長。 : 2005年10月05日

塾長
塾長らしい例えだなあ。

あ、ただね、つけたして言わせてもらうと。
ビデオで撮影する例えばドラマの現場の人たちもそれはそれは一生懸命仕事してるのよ。
若い人たちがほんとに多くてね。
照明アシスタントさんとカメラアシスタントとかAPの人とか自分の頭で考えて気を配って頑張ってる。イマドキなかなかないぐらい清清しいんだよ、皆さん。
初めてドラマの現場に行ったときは驚いたし、身がひきしまる想いがしたんだ。給料泥棒って言葉があるけど、まるっきりその逆なんじゃないかなあ。給料以上に働いている。
その原動力はすべて「いいもの作りたい」なんだろうなと思う。

居酒屋で思い出したんだが・・・。
CSなんかの旅チャンネルとかCATVでやってる「居酒屋紀行」って知ってる?グラフィックデザイナー太田和彦氏が全国のしぶーい居酒屋をめぐるっていう番組。
30分枠なのに3軒行っちゃうこともザラ。
で、その太田氏がさ、やったら旨そうに呑むんだな。
その顔を見てるとなんか幸せそうすぎて笑っちゃうの。和めるんだよー。
この番組塾長知ってそうだな。
ちなみにDVDも出てます。

投稿者 土井里美 : 2005年10月05日

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フィルムとビデオ
(2005年10月02日)

▼ありがとう!1周年でござい。
(2005年10月01日)

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フリーアナウンサー 土井里美

元BSN(新潟放送)アナウンサーで、現在は首都圏を中心に活動しているフリーアナウンサー土井里美のオフィシャルホームページです。

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