新サイト「フリーアナウンサー土井里美の自分の声が好きになる!話し方レッスン」へ

気になるトピックスのエッセイを紹介するページです。

自転車の起源

健康維持のために自転車に乗る人が増えているといいます。
ペダルを漕ぐことによって前に進む自転車。
じっと眺めていれば、その仕組みがわかってしまうぐらい、シンプルな作りです。

自転車は1861年のフランス人ミショーの発明とされていました。
「いました」というのは、少なくともそれより129年早い、1732年に日本で誕生していたことを示す史料がみつかったからなのです。

日本の自転車の始まりは今の埼玉県本庄市で農民が作った「陸船車」。
坂道も上れる陸船車は江戸で評判になりました。
それを知ったのが、当時天文学などで業績を上げていた平石久平次。
久平次は「陸船車」に興味を持ちましたが、その動力システムがどうなっていたかを知ることはできませんでした。
結局、独自に設計して、1732年に「新製陸舟車」として完成に至りました。

「新製陸舟車」は、木枠の舟形で前輪1個、後輪2個の三輪車型。
ちゃんと、ペダルをこいで進みます。
時速14キロほどで走ることができたそうです。

となるとやはり自転車は日本人が産んだと言ってもいいでしょう。
それにしても、江戸時代と同じ乗り物を今も私達が使っているなんて、おもしろいですね。

コメント

△このページの一番上へ

エッセイ:アーカイブ

2007年

2006年

2005年

2004年

フリーアナウンサー
土井里美

フリーアナウンサー 土井里美

元BSN(新潟放送)アナウンサーで、現在は首都圏を中心に活動しているフリーアナウンサー土井里美のオフィシャルホームページです。

詳しいプロフィールを見る

トップページ

ダイアリー

ニュース

トーキングライフ

キュー!

エッセイ

キャリア

プロフィール

連絡先

本サイトについて